ライブハウス

酒と汗とピックとセットリスト。

10代後半から20代半ばまで月に数回は色々な東京のライブハウスに出入りしていました。

 

チケットの番号順に並んでいる時のドキドキ感と妙な眠気、

 

入場してからの酒の香りや周りの人たちの興奮で少し上ずった感じの話し声、

 

スピーカーから流れる爆音(この時点で耳がおかしくなりそう)、

 

ステージで準備しているバンドクルーたちや、もたれかかった壁や手すりの感覚…。

 

あの場所で感じられる、あの独特の空気がたまらなく大好きなのです。

 

正直それを感じたくて飽きもせず何回も行っていたのかもしれません。

 

あ、もちろん好きなアーティストのライブっていうのが前提ですよ?笑

 

 

 

ライブ中は我を忘れて暴れて歌って叫んで、毎回怪我は当たり前です。漢の勲章です。私女ですけどね。

 

ライブが終わるとピックやドラムスティック、セットリストの奪い合いが始まります。

 

まさに新築祝いやお祭りの「餅投げ」状態です。私は背が低いのに何故かほぼ毎回戦利品をゲットできます。

 

そんな戦利品片手にステージを後にし、真っ先に向かう場所は会場内のバー!

 

ライブで汗を流して(プラスたまに流血)乾ききった体を潤してくれるのがドリンクサービスなのです。

 

もう疲労感いっぱいで虚ろな目をしている私達には砂漠の中のオアシスに見えるのです。…本当です。

 

水を一気に飲み干すも良し、ジャックダニエルをグビッといくも良し。

 

近くにいる人たちとのお喋りが最高の酒の肴です。

 

こうして喉と体を潤した後、名残惜しくも帰路につくのです…。

 

 

 

私にとって東京のライブハウスとは、夢が詰まった現実離れしている場所とでもいえばいいのでしょうか。

 

全てがキラキラ輝いていて、疲労も怪我も何故か全て愛おしい。

 

今では回数こそ減ってしまったけれど、やっぱり体の動く限りやめられない魅惑の場所なのです。